ちょっとコラム

きっと誤解されるだろうなあ

投稿日:2017年9月9日 更新日:

30年前に建てられた家が壊される。
それも、立派な家です。
黒くなったヒノキの柱も、カンナをあてれば
また、東濃ヒノキ独特の香りと色味があわられるのに。。。
木の色が変わっただけで、見た目が古くなっただけなのに。。。

 

重機でひとつかみ。グシャ!

 

地元の大工が地元の木でつくった家だろうが、
ハウスメーカーの住宅であろうが、ローコスト住宅だろうが
おかまいなしに壊されていく。

 

 

家は30年もてばいい!?

家が消費財になってきました。って言葉を目にするようになってきました。
壊しては建てる。わずか30年ほどでスクラップ&ビルドです。
欧米の先進国と比べて、日本の家の寿命がいかに短いか、を聞かれたことありませんか?
つまり、家が30年で壊されるということは、一代限りの家ということです。
家を消費財にしてしまったのは、
これから家を建てようとしている現代の世代のことを言っているのか、
30年前に家を建てた親世代のことを言っているのか。
誰のことなのでしょうか?

 

30年前の家を壊して、新しい家を建てようとするのは現代の世代。
壊される家を建てたのは、30年前の若き親世代。
ニワトリとタマゴの話と同じです。
どちらの世代も家族の将来をおもって、一生懸命に家族のことを考え、家を建てる。
親たちは建てた家と家族を守るために、必死に働いてきた。
30年前に家をもった親たちは、”使い捨て住宅”を建てようなんて、
そんなつもりは、毛頭なかったに違いありません。

 

では、現代の若者は、モノを粗末にする世代なのでしょうか?
少なくとも私が、お客様と直接話をしていて、そう感じることは全くありません。
ただし、魅力のある中古住宅が少ないのも現実。
ましてや、実家を継ぎたくても。。。。。。。。

 

現在は、家が30年足らずで壊されるという行為が悪である
という風潮ですが、この流れはやすやすと止められないのも事実です。
なぜならば、新築住宅の方が安く建てることができる時代だからです。

 

いっそのこと、家は30年もてばいいって、割り切って考えてみたらどうでしょうか!?
 そこから考えはじめる家づくりもあっていいのでは。      つづく

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