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社長よりごあいさつ

便利なものって、そんなにいいことなのか?手間をかけることって、そんなにムダなことなのか?映画「みんなのいえ」より

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みなさんは、子どもの頃を過ごした家の想い出がありますか?
家は、家族の記憶装置です。
その家を訪れた人が感動する、世界に一つしかない家というものは、そこに住む家族の記憶、家族の思い、家族の営みがいっぱい詰まった 家ではないかと思います。
自分の家に対する愛着や誇りもそこから生まれてきます。広くて豪壮な邸宅よりも、家族の個性や営みが感じられる家こそが魅力的な家であると思います。
ともすれば「箱づくり」に傾斜しがちな家づくりですが、子育てのビジョン、夫婦の関係、老後の生活、両親のこと、子孫への伝承などなど時間のスパンを広げて、一家の歴史づくりにまで思いを馳せてみることが必要なのかもしれません。
それこそが家づくりの醍醐味であり、わくわくするような楽しみなのだと思います。

“私は、単純に昔のものが好きなのではありません。便利で安いものはすぐに手に入る。だからみんな型にはまってしまう。型にはまった生活、型にはまった家。それがいやなのです。私は、特別なものを望んではいません。あたり前のものが欲しいだけ。あたり前のものが、この国にはなさ過ぎる。便利なものって、そんなにいいことなのか?手間をかけることって、そんなにむだなことなのか?”
                                                         映画「みんなのいえ」より

数十年前まではあたり前だとされていた材料を使い、あたり前に手間をかければ、きっとあたり前の家、自分らしい世界に一つだけの家が完成するはず。私がやりたいのはただそれだけです。

いがみ建築工房/伊神建設株式会社
代表取締役社長 伊神斉