家(すみか)はその人の生き方をあらわしているように思うのです。
前の道路からその家を見れば、そこにはどんな雰囲気の家族が住んでいるのかが、ある程度想像できます。
他人から見ると、家を見れば住人の個性が垣間見れます。
見られたくない所まで、見られてしまいます。
自分らしい家ってどんな家でしょうか?
自分らしく生きることが難しいように、
自分らしい家を建てることもまた、難しいと思うのです。
そもそも自分らしさがわからないですからね。
わからないのに、工務店に聞かれます。
どんな家にしたいですかって?
・・・・・・・・。
わからなくていいのです。
だから、私らしいお家を頑張って最初に決めなくていいのです。
住みながら、私好みに変えていけばいいのですから。
最初にいろいろと未来に思いを馳せて、考え抜いたお家も素敵ですが
住みながら、私たち家族にとって暮らしやすいお家とは?を見つけながら
どんどん変えていけた方がより楽しいと思うのです。
少なくても、夫婦の間でも”私らしさ”は違いますから。
オンリーワンの家づくりは、私たち好みに変えることができることです。
変えることができる余地がいっぱいあればあるほど、その後のお楽しみは大きいことに
気づいて欲しいのです。
私らしさは、暮らしながらつくりあげていくものです。
最初のプランで作られた箱に、暮らしを無理くり合わせていくのでは、窮屈です。
したがって、
家づくり、最初はあまり作り込み過ぎない方が、いいすらと思っているのです。