今日も一日現場でした。

大工さんと一緒に、外壁の板張りです。
板張りと言っても、下地の板張りです。
この上に、左官屋さんが、下地を貼って、塗っていきます。
何層も何層も重ねていきます。

昔は、普通だったこんなことも、今では、珍しくなりました。
昔はこれしか方法がなかったから、できたことなのかもしれませんね。
もっと簡単な方法が発明された今、こんなことをやれる職人さんの
心意気に尊敬と感謝です。
簡単に外壁をつくることを知っている我々にとっては
なおさら根気が必要な作業です。
自分で作業するので、私でもわかります。
作業するにつれて、どんどんよくなっていくことを実感できるおうちづくりは
やりがいがあります。
木造住宅なのに、木がまったく見えないようなおうちづくりをしていた頃は
寂しかったけれど、今は違います。
私には、キラキラとしたおうちの完成形を想像しながら
ゆっくりですが、ちょっとづつ、つくっています。
自分でつくりながら、1日の終わりにおうちを眺めながら、よくなったと喜んでいます。
変なおじさんです。