|社長いがみの日記

断熱工事中

断熱材を壁の中に吹き入れています。

お布団の中綿みたいな感じですが、もっとぎっしり入っています。
この断熱材
セルロースファイバーと言います。
新聞紙を細かく粉砕したものです。
新聞紙なので、原材料は紙、パルプつまり木です。

木の断熱材を、壁の中いっぱいに入れています。
いがみの家は「木の家」です。
と言っているのだから、当然と言えば当然なのですが、
見えるところも、見えないところも木でいっぱいです。

私の家づくりで、どうしてもはずすことができない、
いくつかの素材たちがあります。
その一つが、このセルロースファイバー断熱です。

セルロースのいいところはいっぱいありますが、
説明はこちらにゆずりますね。
http://cellulosefiber.biz/cellulose-about/
http://cellulosefiber.biz/cellulose-movie/

では、なぜ種類豊富な数多くの断熱材の中から
私はあえてこの断熱材を選んだのか?

セルロースファイバー断熱
私が一番好きなところは、「優しいところ」です。

肌触りがいいのです。
見た目が好きなのです。
お布団に包まれたような、優しさと暖かさ、そして安心感があるのです。
断熱材を、見た目や肌触りや、ましてや優しさ
なんかで選ぶ人はいないでしょう。

当然です。

隠れる場所に肌触りの良さは必要ありません。
ごもっともです。

しかし、いずれは隠れる部分だけど、面積が一番大きなところでもある壁の中ですから
住み心地への影響が大きいのです。

だから、素材は慎重に選びたいものです。

私がセルロースファイバー断熱に決めた理由は、
性能よりも、機能よりも、住まい手に優しい素材だったからです。

それは、性能数値では表せないけれど。。。。。。。

だから、
データ至上主義の方には、理解してもらえないでしょうね。

まあ
そんなものもあっても良いのかな。と。

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いがみ ひとし

小さくていい家。
不細工な家は建てたくないです。