コラム

木に亀裂が入ると、笑みが入るという 天井を見上げると横たわっている大きな梁ある時、大きな音を立てて割れる「笑みが入ったね」木のひびのことを、そんなふうに言って、笑いあう木と共に生きてきた先人たちが、そう名づけた 笑う逃げ […]

時が経てば、どんな家も古くなります暮らしに合わなくなる時が来るでしょう。そうやって家の価値は薄れていき、家のことが好きでなくなります。 時が経てば、木は腐ります。しっくいは汚れます。誰かが世話をしなければいけません。そん

このお家を眺めながら“たたずまい”という言葉がとんできた。 屋根のラインが美しい。軒の低さと深さ、建屋の長さとのプロポーションがいい。背景の空が美しく、前庭の緑が風にゆれる かっこいい平屋ができました。 かっこよさ、デザ

窓大好きな窓があります木でできた大きな一枚のガラスです そこから見る大きな木も好きです雨の日も楽しいです あるとき、お父さんがガラスに絵を描いてくれました。そんなこともできる窓が大好きです 木は腐るけど、木の窓は大好きで

希望の間取りのパズルでは、あなたは満足できません。 “間取りのパズル”で家が建つ時代です。 安易なプランニング→容易につくる→簡単に壊す（くり返す） 一体誰が喜ぶのだろう？ 安くできてよかったとクライアント壊してつくるの

外壁の板張りやってます 今回は横貼りです。思った以上に時間がかかります。何回もやっているのですが、手間がかかりますね。やるたびごとに工夫したり、新たにこうやってみようと考えたりするので余計に時間がかかってしまいます。 で

私はおうちをつくっています 私の目的は、小さな家を建てること ごまかしなしで、いいますね。 小さな家がいいと思っています。小さな家も建てます。ではなくて、小さな家しか建てません。 そんな偏った私です。「小さく建てることは

現場に綺麗な花が咲いていました。花が先にあります。先輩です。それからおうちです。花たちの邪魔にならないように、家を建てます。 家を建てる意味を考えさせられます。私は仕事で家を建てています。自然を壊しながら、家を建てていま

豊かな秋ですね。いちめんの実りのじゅうたんが、私まで幸せにしてくれます。 おうち、完成しました。でも、半分です。 これから庭の工事に入ります。 家づくり、どれだけ頑張っても、一本の自然の木に敵いません。 いつも木を植える

今日お客さんにほめられました。 伝わる人には、伝わるんだ。 今まではどうやったら伝わるのか、とばかり思っていた。正直者がソンをする時代なのか、と思った時もあった。 時代はめぐります。わかる人にはわかってもらえる時代になっ