|社長いがみの日記

木としっくいの外壁

時が経てば、どんな家も古くなります
暮らしに合わなくなる時が来るでしょう。
そうやって家の価値は薄れていき、家のことが好きでなくなります。

時が経てば、木は腐ります。しっくいは汚れます。
誰かが世話をしなければいけません。
そんな面倒くさい家は、多くの人に嫌われるのでしょう。

いがみの家は、できるだけありのままの素材、”天然素材”を使っています。
つまりそれは、手間ひまを必要とします。
つくる手間と維持する手間の両方です。

“手がかかる家”
万人が嫌がること、それが手間がかかることです。
私も同様に。
しかし、家づくりにはあえて手間をかけようとしています。
そして、なぜそんな家をつくるのか、私にも不思議なのです。

世の中は、手間がかからない家を追い求めていると言うのに・・・・・。

子どもの頃、犬を飼いました。
犬の世話がもれなくついてきます。
可愛いだけでは、飼えません。親が必ずそう言いました。
世話は楽しくない日もいっぱいありました。
しかし、不思議なことに
世話が必要だから、愛着がわくということに気づくのです。
手間がかかった分だけ、可愛さも倍増します。
子犬は可愛いから世話も楽しい。
だんだん大きくなるにつれ、可愛さが薄れ、世話が面倒くさくなっていきました。
でも、その時は家族になっていました。

私の小さな体の小さな心に刻み込まれました。

天然素材、木やしっくいも同様です。

私は、自然なもので家をつくることを選択します。
自然素材は、変化します。その変化を受け入れます。
そして、手がかかることも認識した上で、本物の素材を選択します。
世話をすることは、大変なことかもしれません。
うまくできるかどうか少し不安ですし、楽しく思えない日もあるでしょうが、
やっぱり本物が好きなのです。

面倒さいなあと言いながらも付き合っていく。
それがいつか愛着になっていく。

うまくやれなくてもいいじゃないですか
家という自然と一緒に生きていきましょう。

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いがみ ひとし

いがみ ひとし

小さくていい家。
不細工な家は建てたくないです。

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