今日は、お客様と設計打ち合わせをしました。
打ち合わせもおおづめ、外壁をどうするのかです。
お手入れのことを考えると、ガルバニウム鋼板の方が良いかなあ〜。
お客様の声でした。
お客様の要望を頭におきながら、外壁の素材と色の選択を考えていました。
今回は結構長い間、悩みました。
この家のお施主さんのお人柄のイメージは、どう考えてもガルバって感じ、じゃないから。
今回は北西道路で北西側が家の顔になります。
一般的に家はだいたい南の顔は美しくできるのですが、北の顔はなかなか微妙です。
南道路で南玄関の家はかっこいいけれど、そんな家でも北の顔は。。。。。
あそこがお風呂で、あそこがトイレ。なんてすぐにわかってしまうようなことのないように
北が正面の顔の家は気を使います。
北入りの建物で、ガルバニウム鋼板の壁がそそり立つイメージがどうしてもお施主さんの
イメージとつながらなかったので、ガルバニウム鋼板を使いつつ優しい感じが出せないものか
はりかたや色を検討しました。
でも、何かしっくりこないまま今日をむかえました。
お施主さんと会話をしながら、考えてみようと。
お施主さんの顔を見た瞬間、私は思いました。
壁も自然なものが良いなあって。特にこのお施主さんには、絶対にそうだと。
自然素材で家をまとうことは、勇気が必要です。
なぜならば変化を受け入れることが求められるからです。
自然素材の特徴の一つに、変化することです。
変化するから、自然だとも言えます。
あの家感じがいいね。って思えるのは、あなたの感性が揺れるのは、きっと自然だからでしょう。
いつまでもキレイなままの素材、いつまでも変化しない素材は、ある意味自然に逆らった現象で
人間の技術の進歩がなし得た技でもありますので、それを家づくりに積極的に入れ込むこともありでしょう。
私は、少し離れた所から、お家を見ることが好きです。
街並みにとけこみつつ、品のあるいがみのお家が好きです。
あの家に帰っていくんだなあ〜。って毎日家を眺めながら家に帰る時に出迎える家の顔が。。。。
って考えると、このお施主さんに似合う素材選びは何がベストなのか。
十数年後のメンテナンスのことももちろん大事ですが、毎日毎日家を眺めながら家を出て、家を眺めながら家に入る。
これを繰り返す毎日を、より素敵にしてくれるもので囲まれた家にすれば、
十数年後よりも十数年間有意義にそして楽しく過ごすことができるのではないかなあ。と
このお施主さんにはその価値がわかってもらえると思いました。
それで、十分に元がとれるのではないでしょうかね。
人間も家も家族との関係も、自然体がいいんじゃないでしょうか。
大きな木ごしに見る我が家。
なんて素敵なことでしょう。
そんな家づくりがまた、一つ始まります。
お施主さんが、楽しみですー。といっていました。
私はもっと楽しみですーといいました。
お施主さんのお二人は笑っていました。
そんなお二人に似合うのは、やっぱり自然素材です。
そんな家づくりがいいですね。
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